こんにちは。今回はちょっと長いかもしれませんが、ペットのお肌の調子がよくない…という飼い主さまに読んでいただけると嬉しいです!
まずはじめに申し上げますが…わたくしは「市販のものは使いません」とか「オーガニックがぁぁ」とか、そこまで徹底していません。こどもができてから、なるべく日常生活でも体や環境に良いものをと意識してはいますが、何事もバランスだと思っています。
外食もするし、世の中の便利なものは利用します。あまりにこだわりすぎると、正直ちょっととっつきにくくないですか?^^;
甘いものだーい好きだし^^
ただ、知っておいて損はない…いや、むしろお世話をさせていただく動物たちのためになるなら知っておくべきであろうと、今は様々な知識を身につけるよう心がけています。その中で、お客さまのお悩みに役立てていけたらいいなと思います。
それと、海や川にいる動物たちの負担を少なくしたいという想いも込めて…
今回は手作り石鹸について勉強させていただきました。
ペットマッサージ同様、mayumi先生にご指導をお願いしました。
じゅぅじゅぅ
今回は『コールドプロセス』という製法の手作り石鹸です。
よく聞く『界面活性剤』とはなんぞや?何がよくて何がいけないの?などなど、市販のものと手作りのものとを比べながらお話ししてくださいました。
こちらは私が台湾で入手した『yuan』の石鹸。市販だけれども、素材はもちろん安心なものだけ。
安心じゃないのは価格だけw
市販の石鹸やシャンプーの成分表示を見てみると、ものすごい数の表示ですよね。
(ちなみに『石けん素地』というのは良質なものなのか判別しにくいので、避けた方が無難です)
手作り石鹸の成分は
・植物油(オリーブ、ココナッツなど)
・苛性ソーダ(水酸化ナトリウム。ざっくり言うと海からの贈り物w)
・水
…以上。
(゜゜)え?それだけ?
ええ、それだけです。
この材料を、化学反応の力を借りてステキ石鹸にするのです。
さては完全に楽しんでいますね?
詳しくご説明すると、きっとうんざりしてしまうくらい長文になるので、そのうち小出しにしていきます。
とりあえずこの石鹸、何がデメリットかというと…
とにかく手間がかかる!
↓
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こうなるまで、約20分間ノンストップで混ぜます。しかも温度調節をしながら。
そのあと型入れをするわけですが
お肉球とオスカー
ここからステキ石鹸になるまで……1か月以上。
ありがたき修了証を授与いただきました
さて。ここまで手間暇かけて作り上げた石鹸、動物たちにどこまで効果があるの?と思いますよね。
まず、人の皮膚と犬や猫の皮膚は「手の甲」と「瞼」くらいの差があるので、ゴシゴシすればよろしくないことはわかります。
そして、合成界面活性剤は皮膚から体内へ浸透してしまうので、製品に含まれる化学物質と結合して細胞まで運んでしまいます。
洗浄力が強いために、皮膚に本来必要な常在菌をも流してしまい、外部からの細菌に侵されやすくなり、アレルギー反応を起こしやすくなります。
それが手作り石鹸では
フカフカ
この泡をなでつけるのです。ゴシゴシしなくてもいいのです。
そもそも皮膚内へ浸透しません。
洗浄力は劣りますが、使い続けて皮膚のターンオーバーを繰り返していくと、皮膚バリアが丈夫になり、常在菌も善玉菌に傾いていきます。
なんだかややこしいですね。
簡単に言ってしまうと「使い続けるうちに、キミ本来の力で皮膚を健康に保つんだよ~」ということでしょうか^^
だってこの石鹸、それこそ簡単に言ってしまえば「皮膚を清潔にする」程度のものなのです。
それがいかに大切なことなのか、今回勉強をしてよくわかりました。
動物にとっていいものが、人間にとって悪いわけないですよね?この石鹸でワンコを洗ったあと、お肌すべすべです。
ペットシッター オスカーでも『ペット用手作り石鹸』を取り入れていきたいと思います。
こちらは長年お庭で自家栽培している、無農薬のハーブ。
にゃぁ
これらを石鹸に利用する方法もあるので、ドライハーブを作っております^^
すでに手作り石鹸でのご予約もいただいておりますが、オフィシャルにご案内できるまで少々お待ちくださいね。
aya.